記念走行のつもりが人生を変えた―R35 GT-Rで始まった株式会社雅の十勝スピードウェイ活動
株式会社雅のサーキット活動を振り返ると、2023年7月9日の十勝スピードウェイでの走行は、ひとつの大きな転機になった一日でした。
参加したのは「2023トラスト走行会」。
車両はR35 GT-R。
そして、この日が人生初のサーキット走行でした。
当初の予定は、あくまで記念走行、体験走行。
「一度サーキットを走ってみよう」
そのくらいの気持ちで参加した走行会でした。
ところが、実際に走ってみるとトラブルを経験し、さらにそこで出会った人たちとの縁が、その後の活動を大きく変えていくことになります。
現在、株式会社雅では北海道河西郡更別村の十勝スピードウェイを舞台に、FTS(福原タイヤサービス)のチームとしてR35 GT-RやトヨタGRヤリス(GXPA16)でのサーキット活動を続けています。
その原点となったのが、この一日の出来事でした。
人生初サーキット。R35 GT-Rを持ち込む
2023年7月9日。
十勝スピードウェイは晴れ。
気温30.1℃、路面はドライでした。
この日、持ち込んだのはR35 GT-R。
サーキット走行の経験はありませんでした。
それどころか、当時はサーキットを走るための知識もほとんどありませんでした。
車両はノーマルをベースにフルエアロ、オーバーフェンダー(フロントは片側3cm、リアは片側5cm)、エアサス仕様。
ホイールはフロント20インチ11.5J、リア20インチ12.5J。
タイヤはファルケンFK510で、フロント265/35R20、リア295/30R20。
いわゆる「引っ張りタイヤ」と呼ばれる組み合わせでした。
見た目だけのドレスアップ仕様で、サーキットを走るための準備という点では皆無でした。
工具もなく、走行前のチェックもしていなかった
当時のことを振り返って、特に大きかったのが走行前の準備です。
持参した工具は何もありませんでした。
ブレーキの状態確認もしていません。
ホイールナットのトルクチェックもしていませんでした。
サーキットでは一般道以上に車両へ負荷がかかります。
特にブレーキやタイヤなどは、走行前に状態を確認しておくことが重要です。
しかし、当時はそこまでの知識がありませんでした。
今振り返れば、かなりトラブルリスクの高い状態でサーキットへ向かっていたことになります。
「一度走ってみよう」という気持ちだけで参加したことが、実際の走行を通して大きな学びにつながりました。
走る楽しさと、想定していなかったトラブル
実際にサーキットを走ってみると、普段の道路とはまったく違います。
車両への負荷も大きく、特にブレーキには大きな負担がかかります。
そして、この日の走行ではエンジンオイル、トランスミッションオイル、水温の上昇と
最終的にブレーキのベーパーロックが発生しました。
そのため、予定していた「ぷちレース」への参加を断念することになります。
せっかく初めてサーキットまで来たのに、最後まで走り切ってレースにも参加するというところまではいきませんでした。
しかし、この経験によって、サーキットは単純にアクセルを踏んで速さを競うだけの場所ではないことを実感することになります。
車両の状態を確認すること。
必要な工具を準備すること。
ブレーキやタイヤなど、負荷のかかる部分について知識を持つこと。
そして、自分自身の経験や技量を考えて走ること。
初めてだったからこそ、実際に走ってみて初めて分かったことがたくさんありました。
それでも「もう一度走りたい」と思った
ここが、この日の大きなポイントです。
トラブルが起きてレース参加を断念したからといって、「もうサーキットはいい」とはなりませんでした。
むしろ、実際に走ったことで、もっと知りたい、もう一度走ってみたいという気持ちが生まれていきます。
そして、この日の本当の転機は、走行そのものだけではありませんでした。
サーキットでの「出会い」です。
同じピットだった「てっちゃん」との出会い
この走行会で同じピットになったのが、現在も仲間として付き合いのある「てっちゃん」でした。
個人を特定するような情報はここでは詳しく紹介しませんが、このときの出会いが、その後のサーキット活動につながっていきます。
当初は一度きりの体験走行。
それが、同じ場所で走る人とのつながりをきっかけに、「また走ってみよう」という活動へ変わっていきました。
サーキットには、車が好きという共通点を持った人たちが集まります。
車種や走り方、サーキットの経験など、話すきっかけはいくらでもあります。
初めて参加した走行会で、そうした人とのつながりができたことは、その後を考えると非常に大きな出来事でした。
帰り道の占冠PAでも新たな出会い
さらに、この日の出会いは走行会だけでは終わりません。
帰り道、占冠PAに立ち寄った際に、現在FTSの代表を務める福原さん、そしてシンジさん、タカオさんと出会うことになります。
この出会いが重なったことで、当初は「一度だけの記念走行」と考えていたサーキット活動が、その後も続いていくことになりました。
走行会での出会い。
帰り道での出会い。
その一つひとつがつながって、現在のFTS(福原タイヤサービス)の活動へとつながっています。
サーキットを走ったことそのものだけではなく、そこで出会った人たちとの縁が、その後の活動を作っていった。
今振り返ると「最初からチーム活動をする予定ではなかった」
現在はFTS(福原タイヤサービス)のチームとして活動していますが、2023年7月の時点で最初から現在のような活動を計画していたわけではありません。
もともとは記念走行、体験走行。
一度サーキットを走ってみる。
それだけの予定でした。
ところが、走行して、トラブルを経験して、人と出会って、また走りたくなる。
その繰り返しが、現在の活動につながっています。
会社のPR活動として最初から大きな計画を立てて始めたものではなく、好きなことをきっかけにした人とのつながりが、少しずつ活動を広げていった。
そこに株式会社雅のサーキット活動の面白さがあります。
「挑戦」という株式会社雅の考え方
株式会社雅は、買取専門店「くらや」を運営する会社です。
骨董品・美術品から、金・プラチナ・宝石、ブランド品、時計、カメラ、楽器、着物、古銭など、幅広い品物を取り扱っています。
また、遺品整理や生前整理、出張査定などを通じて、地域の人が困ったときに相談できる会社を目指しています。
企業理念は、
「想いを受け継ぎ、価値を未来へつなぐ。」
です。
そして、株式会社雅が大切にしている3つの価値が「誠実」「専門性」「挑戦」です。
サーキット活動は、その中でも「挑戦」という考え方を表す活動の一つです。
やったことのないことに挑戦する。
実際に経験する。
うまくいかなかった部分も含めて、次につなげる。
そして、そこで出会った人とのつながりを大切にする。
2023年の初サーキットで起きたことは、まさにその流れの始まりでした。
車好きという共通点から生まれるつながり
株式会社雅がサーキット活動を行っていると聞くと、「買取専門店と車にどんな関係があるのか」と思う方もいるかもしれません。
もちろん、買取事業とレーシング活動は直接的に同じ仕事ではありません。
それでも、会社として共通して大切にしているものがあります。
それが「人とのつながり」です。
買取の現場では、品物を通じてお客様と出会います。
サーキットでは、車を通じて人と出会います。
きっかけは違っても、好きなものや大切にしているものを通じて、人と人との会話が始まるという点は共通しています。
株式会社雅では、仕事だけではなく、社員や関係者が自分の好きなことに挑戦することも大切にしています。
その活動を通じて新しい人と出会い、地域や社会とのつながりが生まれていく。
サーキット活動も、そうした会社の考え方を表す一つの取り組みです。
今回の走行記録
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 走行日 | 2023年7月9日 |
| サーキット | 十勝スピードウェイ |
| イベント | 2023トラスト走行会 |
| 参加時のチーム | ライズアップ |
| 車両 | 日産 R35 GT-R |
| 天候 | 晴れ |
| 気温 | 30.1℃ |
| 路面 | ドライ |
| サーキット経験 | 人生初 |
| ベストラップ | 1分40秒848 |
| 主な出来事 | ブレーキのベーパーロックにより、ぷちレース参加を断念 |
| その後 | 同ピットの「てっちゃん」、帰路の占冠PAで福原さん・シンジさん・タカオさんと出会い、サーキット活動を継続 |
今回の活動から見えたこと
今回の活動から見えてくるのは、「一度だけの体験」が、人との出会いによって継続的な活動へ変わったということです。
当初は記念走行のつもりでした。
しかし、実際に走ったことで車への興味が深まり、さらに走行会で仲間と出会いました。
帰り道にも新しい出会いがあり、それが現在のFTSでの活動へつながっています。
また、初走行ではブレーキトラブルも経験しました。
これは決して「成功した走行」だけではありません。
知識がない状態で走ったこと、準備不足だったこと、そしてトラブルを経験したこと。
そうした失敗も含めて、現在の活動につながる大切な経験になっています。
株式会社雅のサーキット活動は、最初から完成されたチーム活動だったわけではありません。
一度走ってみたこと。
そこで人と出会ったこと。
そして、もう一度走ってみようと思ったこと。
その積み重ねから、現在の活動が始まっています。
今後の活動日誌では、単純に走行結果だけを紹介するのではなく、こうした「誰と出会ったのか」「どんな経験をしたのか」「次の活動に何がつながったのか」という部分も記録していきます。
株式会社雅・買取専門店くらや 店舗情報
株式会社雅は北海道を拠点に、買取専門店「くらや」を展開しています。
骨董品・美術品・絵画・掛軸・茶道具・書道具・古文書・刀剣・武具などの古美術品をはじめ、金・プラチナ・銀・貴金属、宝石・ダイヤモンド、ブランド品・ブランド時計、カメラ、楽器、着物、古銭・古紙幣、記念硬貨、ブランド家具、万年筆、喫煙具、民芸品、玩具など、幅広い品物を査定・買取しています。
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